東日本大震災から4年、地理学にできること

東日本大震災から4年が経とうとしています。あの日、地震と津波で多くのものがなくなり、多くの方々の命が失われました。そして、福島第一原発の事故により、未だに地元に戻れず、避難生活を強いられている方々がいらっしゃいます。そのような、多くの爪痕を残した東日本大震災。被災地はその震災から復興している最中です。

2011年3月11日、当時、私は地理学を学んでいました。テレビから流れる津波の映像、甚大な被害、困り果てる被災者の方々。そんなこの世のものとは思えない、つらい映像を見ながら、この状況下において、私の学んでいる地理学を活かすことはできないのか、深く考えました。

もちろん、地理学で直接人命救助もできません、地理学で食料も配給できません。では、何ができるのか。

被災地の復興に地理学を活かす

地理学は、地上で起きているあらゆる事象を取り扱う学問です。ですので、被災地で起きているあらゆる事象を取り扱うことができます。例えば、自然地理学は地震による被害や地形による津波の被害を取り扱うことができます。人文地理学では、商店街、地場産業の問題、仮設住宅におけるコミュニティの問題、人口流出の問題などを取り扱うことができます。

被災地の特徴や現状を総合的にまとめることができる、それが地理学の強みです。その地理学がまとめたことを用いて、都市計画なり経済学なり、その他の学問分野が実践的なアクションを起こす。そのようなことができると思います。

命を救う地理情報

また地理情報は命を守るための非常に重要な情報です。ハザードマップは災害により危険にさらされる場所を記しています。どこに逃げたら危険なのか安全なのかが一目でわかる、直接生死をわける地図なのです。人命救助においても詳しい地理情報があれば、どこにいけば被災者がいるのかがわかり、迅速な対応が可能になります。
このように、地理学を東日本大震災からの復興、そしてこれから起きるであろう大地震対策に活かさなければなりません。

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