タモリが引退したらどうなる!?地理系番組の将来性

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タモリが引退したら

タモリさんは現在「ブラタモリ」「タモリ倶楽部」といった人気番組をもっています。

「ブラタモリ」は地理が重要なテーマの番組ですし、

「タモリ倶楽部」の地理系企画は、かなりマニアックな内容です。

それぞれの番組でタモリさんの地理学の知識の多さに圧倒されます。

これらの番組はタモリさんが「地理が好き」なので、成立している番組です。

逆を言えば、地理好きなタモリさんがいなければ、番組は成立しないでしょう。

タモリさんも高齢ですし、いつかは芸能界引退ということになるでしょう。

そのとき「ブラタモリ」「タモリ倶楽部」はどうなるのでしょうか。

 

地理オタクでありながら超有名人

もともとタモリさんは大学進学で上京したとき、沼田の河岸段丘を見に行くほど純粋な「地理オタク」だったわけです。

その後、芸能界に入り、「笑っていいとも」や「ミュージックステーション」の司会を務めるなど、

一気に有名人となりました。

お笑い芸人、俳優、タレントからミュージシャンまで、交友関係も広く、

お昼の生放送を30年以上勤め、老若男女における知名度も抜群です。

つまり、このような誰でも知っている超有名な人が、「地理オタク」ということが重要で、

タモリさんが「地理が好き」「地理トーク」をすることは、世間に対し、絶大な影響力をもっているということです。

 

どうなる!?地理系番組

「ブラタモリ」「タモリ倶楽部」は地理好きにとってかかせない番組でもあり、

同時に、地理学の普及に貢献している重要な番組です。

この番組がなくなり、なにより「地理オタク」であるタモリさんが芸能界を引退することは、

地理学の大きな広告塔がなくなるわけで、

それは大きな損失になるでしょう。

そのようなことが起きないためにも、今のうちから対策をすべきだと思います。

例えば、地理学会など地理系の学術団体が地理系番組の提案をしたり、地理系番組の制作に積極的に協力したり…

 

次世代の地理系芸能人は誰か

しかし、一番重要なのはタモリさんに続く「地理オタク」な芸能人が沢山出てくることだと思います。

「鉄道オタク」の芸能人や「歴史好き」な芸能人は最近よくテレビで見かけますし、数も多いです。

しかし、「地理オタク」の芸能人はタモリさんのほかに「タモリ倶楽部」の地理系企画に出演している方々しか見かけません。

もっと「地理オタク」芸能人が出てきてもいいと思うし、

とくに「鉄道オタク」の市川沙耶さん、松井玲奈さんみたいな若い人が必要です。

最近は、地理をテーマにした番組が多く製作されています。例えば、街をぶらぶらする散歩系番組。世界各地を巡る番組。地域の文化の違いを取り上げる番組などなど。

そのような番組から、若い「地理オタク」な芸能人が出てくる可能性も大いにあります。

タモリさんに続く、次世代の地理系芸能人がたくさん現れることを期待します。

 

この記事を書いた人
細田貴洋【地理・地図ライター】

ほそだたかひろ

地理・地図に詳しい【地理・地図ライター】

駒澤大学地理学科卒(都市地理学)、学士(地理学)

国内旅行業務取扱管理者

テレビラジオ、アートといったカルチャーにも詳しい

■書籍執筆
「東大生に挑戦!47都道府県なぞ解き&学習BOOK」(主婦と生活社)

■メディア出演
・スマホRPG「三國志真戦」公式YouTube生配信
・FM NACK5『THE SEITARO★RADIO SHOW「1700」』出演
・LuckyFM茨城放送「HAPPYパンチ!」出演

■Webメディアで地理系記事を多数執筆→詳しくはプロフィールページをどうぞ

Webデザイナーもやってます。

ペンネーム「モリオカケンジ」

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芸術地理学通信

コメント

  1. 大谷 秀夫 より:

    タモさんの後釜はマツコ以外にない気がします
    夜の巷で実績は有ります。

    • 細田貴洋【地理・地図ライター】 atarashiiachiten より:

      そうですね。マツコさんの地理の知識はかなりのもので、タモリさんの番組を十分引き継げそうですね。

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