秘境駅「尺別駅」に行く その③〜消滅してしまった尺別で生きた人々の声 & 尺別駅の今後と詳しい行き方〜

消滅してしまった尺別で生きた人々の声

尺別駅の待合所には、訪れた人が自由に思いを書く「駅ノート」というものがあります。

駅ノートには、

遠くから秘境駅ということで来ました。

映画「ハナミズキ」の紗枝の家を見にきました。

鉄道ファンなので来ました。

といった書き込みがされていました。

どの書き込みも、何もないのが良い、この寂しさが良い、といった書き込みでしたが、

その駅ノートと一緒に、ひとつの封筒が入っていました。

その封筒に入っていたのは、かつて炭鉱で栄ていた尺別に、当時住んでいた方からの手紙でした。

具体的な内容は避けますが、

当時の尺別には、お店から、病院、学校まであり、たくさんの炭鉱で働く人、その家族親戚で賑わっていたそうです。

そして、炭鉱閉山後、人々は去って行きました。

手紙を書かれた方も、もう尺別には住んでおらず、親戚も住んでいないそうです。

でも、その方にとって、この尺別はまぎれもない思い出の場所。

↓ 尺別炭鉱、ベルト斜坑貫通記念の写真(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

↓ 尺別炭鉱、代用客車に乗る学生(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

↓ 尺別炭鉱、新尺別駅前でのお祭り(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

↓ 尺別炭鉱、錦町社宅にて(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

何もなくなってしまった尺別。

でも、そこがふるさとの人がたくさんいるんですね。

たくさんの人が笑ったり、泣いたりした場所。

何もなくなってしましましたが、人々の記憶の中に、炭鉱都市「尺別」は生き続けていました。

廃止?尺別駅の今後と詳しい行き方

JR北海道は2017年3月に10の駅を廃止しました。

廃止された駅はどれも無人駅で、

その中には尺別駅の3駅隣にある、上厚内駅も含まれていました。

JR北海道の経営状況は厳しく、今後も利用者の少ない駅が廃止されていくと思われます。

利用者の少ない秘境駅である尺別駅も、

近いうちに、廃止されるかもしれません。

確かに、尺別駅は利用者の少ない駅ですが、

集落の歴史や、人々の思い出が詰まっており、

いつまでも残して欲しいと個人的には思います。

このブログで取り上げたように、尺別駅周辺には、

廃墟や自然、そして炭鉱の歴史、見せ方一つで、観光資源となるものが沢山あります。

その資源を活用できれば、駅も生き残るのではないでしょうか。

そして、このブログを見た方は、ぜひ、尺別駅に行ってみてください。


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【尺別駅&紹介したスポットへの行き方】

JR根室本線で、釧路駅から約1時間。

次の電車まで、3時間待つというのが普通ですので、

午前中に着いて、駅舎でお弁当を食べて、そのあと周辺散策というプランがいいかもしれません。

3時間は長いと思いますが、私の場合は周辺散策をしていたらあっという間でした。

駅を去る際には、駅ノートへの記入をしてみては。

駅前を降りて、しばらく歩くと廃墟があります。

「紗枝の家」へは駅から徒歩3分。

尺別海岸へは、駅から歩いて徒歩5分。

駅から徒歩30分のところに、尺別駅周辺全体が見渡せる
「尺別の丘」という撮影スポットがあるらしいです。→釧路市ホームページ 音別新八景

尺別炭鉱の市街地跡地は、駅からは遠く、森の中にあるので、

あまりむやみに行かない方が良いかもしれません。

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以上、秘境駅「尺別駅」に行く

終わり



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