秘境駅「尺別駅」に行く その⑦〜消滅してしまった尺別で生きた人々の声〜

尺別駅の待合所には、訪れた人が自由に思いを書く「駅ノート」というものがあります。

駅ノートには、

遠くから秘境駅ということで来ました。

映画「ハナミズキ」の紗枝の家を見にきました。

鉄道ファンなので来ました。

といった書き込みがされていました。

どの書き込みも、何もないのが良い、この寂しさが良い、といった書き込みでしたが、

その駅ノートと一緒に、ひとつの封筒が入っていました。

その封筒に入っていたのは、かつて炭鉱で栄ていた尺別に、当時住んでいた方からの手紙でした。

具体的な内容は避けますが、

当時の尺別には、お店から、病院、学校まであり、たくさんの炭鉱で働く人、その家族親戚で賑わっていたそうです。

そして、炭鉱閉山後、人々は去って行きました。

手紙を書かれた方も、もう尺別には住んでおらず、親戚も住んでいないそうです。

でも、その方にとって、この尺別はまぎれもない思い出の場所。

↓ 尺別炭鉱、ベルト斜坑貫通記念の写真(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

↓ 尺別炭鉱、代用客車に乗る学生(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

↓ 尺別炭鉱、新尺別駅前でのお祭り(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

↓ 尺別炭鉱、錦町社宅にて(ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」より引用)

何もなくなってしまった尺別。

でも、そこがふるさとの人がたくさんいるんですね。

たくさんの人が笑ったり、泣いたりした場所。

何もなくなってしましましたが、人々の記憶の中に、炭鉱都市「尺別」は生き続けていました。

つづく →秘境駅「尺別駅」に行く ファイナル〜廃止?尺別駅の今後と詳しい行き方〜

画像引用:ホームページ「雄別の歴史ー音別町尺別」

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