「水曜どうでしょう」はただの旅番組じゃない
「水曜どうでしょう」は北海道テレビが制作、放送したテレビ番組で、そのおもしろさが口コミで広がり、道外でも放送され、爆発的な人気になりました。
そもそも、この番組はどういう番組かと言うと、出演者(鈴井貴之、大泉洋)が旅をする番組なのですが、観光地を楽しんだり、グルメを紹介するとかは一切なし。するのは、サイコロを振って、出た目の場所に移動し続けるだとか、でかい大陸をひたすら走り続けるだとか、ただただ動物を観察し続けるだとか、とても普通の旅番組ではないわけです。
このような変わった番組が、なぜこんなに人気があるのでしょうか。
ラジオを聞いてるみたい
私が最初に見て驚いたのが、ずっと車内や車内から見る景色だけを映して、出演者の声だけがするんです。つまり、声だけが流れてるからラジオみたいなんです。でも、それだけでも十分楽しめるんですね。トークがおもしろいから。
大泉洋のトークは落語
トークがおもしろいのは、出演者のひとり、大泉洋さんのしゃべりがとにかくおもしろいからなんです。ホラ話をしたり、愚痴を言ったりと、しゃべる内容自体もおもしろいのですが、独特の言い回しと、テンポの良いしゃべり方がよりおもしろさを引き立てています。しかも、何度聞いてもおもしろいんです。これは落語に似ていると思います。
テンポの良いテロップ
さらに、出演者がしゃべったり、場面が変わったりするときには必ず、画面が真っ黒になってそこに大きくテロップが出るわけです。それにより、番組自体のテンポも良くなり、番組がよりおもしろくなっています。
「水曜どうでしょう」の人気のヒミツは、おもしろいトークと心地いい番組のテンポだと言えるでしょう。
と、このように書きましたが、まだまだ「水曜どうでしょう」の魅力はたくさんあるので、それはまたの機会に紹介します・・・
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