ラブホテルの地理学

地理

地理学は、地上で起きているあらゆる現象を取り扱う学問です。ということで、今回は取り扱うのをはばかられる「ラブホテル」について地理学的に分析します。

ラブホテルの分布の特徴は、大きく分けて2つあります。

繁華街のラブホテル

ひとつは、都市の繁華街、及びその周辺にあるもの。
有名な繁華街である渋谷を歩くと、大通りから少し入った、路地裏にラブホテルがあります。

具体的には、渋谷109の裏、道玄坂2丁目あたりに、ラブホテルが密集しています。地図上でも、このエリアだけが区画が狭く、小さい建物が密集している地域であるといえます。
ここでは、「路地裏=人目に付かないところ」にラブホテルが立地しているといえます。

「渋谷 ラブホテル」で検索すると、文化村通りと道玄坂に挟まれた「道玄坂2丁目」にラブホテルが密集していることがわかる

上記画像はGoogle Map より引用

高速道路沿いのラブホテル

もうひとつは、高速道路沿いにあるもの。
高速道路沿いは、住宅地からも離れており、いわゆる何もないところ。その空白地帯であるがゆえに、人目をはばかる「ラブホテル」の立地に適した場所といえるでしょう。カップルも車に乗って行くので、誰にも顔を見られずに済みます。

なぜこのような立地か

そもそもラブホテルを利用する顧客は、自分たちがラブホテルに出入りするところは見られたくないし、ラブホテル自体も、小学校付近や住宅街のど真ん中には建てられないわけです。ラブホテルは「人目をさけて、隠れた場所」にしか建てられないという宿命を背負ってるわけです。

そして、それに適した場所が、都市の場合では繁華街周辺の路地裏であり、郊外では高速道路沿いであったということでしょう。

この記事を書いた人
細田貴洋【地理・地図ライター】

ほそだたかひろ

ペンネーム「モリオカケンジ」

地理・地図に詳しい【地理・地図ライター】

アーティスト(絵描き)

駒澤大学地理学科卒(都市地理学)

普段はWebデザイナー

マニアックな地理、デザイン・アート、テレビラジオ、カルチャーに詳しい

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