「地理オタク」が集まれる街がない
地理オタクはマニアックなオタクですが、全国の地理オタクが集まれる場所がないと思います。例えば、アニメオタクや電子機器オタクの方々は、秋葉原に集まります。かつてのギャルは渋谷に集まり、原宿系ファッション好きは竹下通りに集まり、お年寄りは巣鴨に集まり。ひとつの特性を持った人々は特定の場所に集まり、コミュニティを形成し、文化を発信してきたわけです。
「地理オタク」と「アニメオタク」の共通点
地理学科には、結構アニメオタクの人が多いです。「アニメ舞台の聖地巡礼」という研究テーマがあるくらいですから。地理オタクとアニメオタクは共通点があり、相性が良いということでしょう。たぶん、どちらもマニアックすぎるという点で共通している思います。ということは、アニメオタクは潜在的に地理オタクになれる能力をもっているといえます。
秋葉原に「地理オタク」の拠点を
「地理オタク」と「アニメオタク」は共通点が多い、ということですから、地理オタクの拠点にふさわしい場所は、秋葉原でしょう。アニメオタクは潜在的に地理オタクになれる能力をもっていますから、アニメオタクの聖地である秋葉原に地理オタクの拠点をつくれば、地理オタクがさらに増えます。外国人観光客にもアピールして、地理オタクを世界に発信できます。
具体的には、「ジオグラフィーセンター」という、ラジオ会館みたいにお店やイベントスペースがある複合ビルをつくって、そこを拠点とします。地理系学科のサテライトキャンパスも設置します。
地理オタクは大学を飛び出せ
今の地理オタクに足りないのは、みんなが集れる拠点です。ブラタモリや散歩系番組のヒットで、じわじわと地理オタクは増加しています。今がチャンスです。「地理オタクが集まれる場所は大学の地理系学科」だけではダメで、地理オタクなら誰でも集まれる、来やすい場所が必要です。
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