かねてから埼玉県の東と西で交流がない「東西問題」や東京に近い新住民ともともとの住民との対立など、根深い問題を抱えていた埼玉県であったが、2021年1月1日に4つの地域に分裂し、新たに県としてスタートを切ることになった。

多くの問題を抱えていた埼玉県であったが、2000年から「埼玉県を4つの県にする協議会」が発足し、埼玉県を4つの地域にわけ、新たに県として編成することが協議された。20年に渡る協議の結果、国・埼玉県がこの内容に合意し、2021年に晴れて4つの県が誕生する。
新たに生まれる県は以下の4つである
・さいたま県(さいたま市を含む東部地域、川越、所沢など)
・熊谷県(県北地域)
・東松山県(県央地域)
・秩父県(秩父市などの秩父山地、飯能市など)
埼玉みらい大学の山田四郎教授(行政学)によると「これにより各行政サービスなどがスムーズに行き渡るようになり、さらなる地域の発展が見込める」
しかし、新たにできた4つの県民からはさまざまな声があがっている。
「今回の分裂は良かったと思います。ほかの3つの県とはもともと関わりがなかったし、職場も東京ですから」(さいたま県民・30代男性)
「秩父は独立国みたいなもんですからね〜他がどうなろうと関係ないね」(秩父県・60代男性)
「熊谷県になったけど大丈夫なのかね。いっそ群馬県に編入したらどうでしょう」(熊谷県・40代女性)
「さいたま、熊谷、秩父。それぞれ有名な場所ですけど、東松山県は知名度的には大丈夫でしょうか。」(東松山県・20代女性)
いずれにしても、これからの各県の発展に期待したい。
この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません
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