埼玉に「原宿」がある!?
みなさんは「原宿」と聞くとどこを思い浮かべますか?
そう、東京にある有名な観光地「原宿」ですよね。
たくさんの女子高生が竹下通りを歩いている、そんな場所。
で、実はこの原宿は埼玉県にもあるんです。
それがこちら。
こちらが埼玉県日高市の大字「原宿」です。
正真正銘の「原宿」です。
誰がなんと言おうと「原宿」です。
埼玉の原宿には何があるのか
埼玉県日高市は埼玉県の南西部に位置し、人口は約5万人。
自然が多く緑豊かな場所です。
近年は宅地化が進み、東京のベッドタウンとして発展しました。
そんな日高市にある「原宿」にはなにがあるのでしょうか。
原宿は日高市の中心部
原宿には日高市のなかでも利用者の多いJR「高麗川駅」があります。
この高麗川駅にはJR八高線と川越線が乗り入れています。
こちらが高麗川駅↓
高麗川駅があるためか、原宿の西側は住宅街になっています。
また飲食店やスーパー、銀行、中学校、保育所もあり、かなり栄えています。
原宿とつくお店が多数
実際に原宿とつくお店、施設がいくつかありました。
・業務スーパー日高原宿店
・ローソン日高原宿東店
・公文式原宿教室
・株式会社アーク原宿工場
検索して東京の原宿にあるとおもったら、日高の原宿だった!なんてことがないようにしましょう(そんなことないか)。
巨大な煙突 太平洋セメント埼玉工場
なんと日高市には有名企業の工場があります。
それが「太平洋セメント埼玉工場」。
「太平洋セメント」とは日本最大のセメントメーカー。
巨大な煙突は遠くからでもみることができます。
日高市役所前から↓
「原宿」の由来は?
ところでなぜこの場所が「原宿」という地名にとなったのでしょうか。
「原宿学校」
さかのぼること明治7年。
いまの高麗川小学校の前身である「原宿学校」が創立。
ということはこのころから、この場所は「原宿」と呼ばれていたことがわかります。
しかし、調べても原宿の由来はわからず。
「原宿」=「丘・台地」と「平地」の境!?
調べてみると面白い資料が。
以下のサイトによると
原宿という地名は関東地方に多く、というか「宿」という地名がとても多い。
そしてそんなに宿場が多かったとは考えづらい。
一方で「シュク・スク」は昔の言葉で「境」を意味するらしい。
つまり丘や台地と平地との境界をあらわしているそう。
地図で見ると
たしかに、原宿の西側には森に覆われた丘陵地があります。そして原宿は平坦な地形。
もしかしたら丘と平地の境にある場所=原宿になったのかもしれません。
埼玉の原宿には「新宿公会堂」があった!
さらに詳しい調べると、なんと日高市原宿には「新宿公会堂」がありました!
「原宿」の中に「新宿」公会堂。
まさかのコラボレーション。
ストリートビューで見るとわかりずらいのですが、どうやら普通の公民館みたいな施設のようです。
しかしなぜ新宿なのか気になります。
まとめ
・埼玉県日高市には原宿という地名があった!
・原宿には駅もある住宅街であった。
・原宿には巨大な煙突の工場があった。
・原宿は「丘」と「平地」の境が由来!?
・原宿に「新宿公会堂」があった!
<参考サイト>
埼玉県日高市高麗川小学校公式ホームページ
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