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地理系学生の進路は?
2018年卒の大学生は2017年3月から本格的に就活がはじまるみたいですね。
そこで、地理学を専門に学んだ大学生(地理系学生)は、どんなところに就職するのか紹介します。
①公共系
地理学を活かせる、面接の際のアピールポイントになる職業
(公務員)
・社会科の教員(中高) ex.各都道府県の教育委員会
・地方公務員 ex.各都道府県、市区町村
・国家公務員 ex.国交省、総務省統計局、(国土地理院←難易度高)
(交通系)
・JR、私鉄などの鉄道会社 ※駅員や運転士採用(JRだとプロフェッショナル職)が多い。
・バス会社(路線バスや観光バス) ※運転士だけでなく総合職採用もあり。
・航空会社
・高速道路会社
(その他)
・大学教員
・私立学校社会科教員
・エネルギー関係 ex.電力会社、ガス会社
・財団法人 ※地図や都市計画関連 ex.日本地図センター
②民間系
地理学を活かせる、面接の際のアピールポイントになる職業
・測量、航測、空間情報の会社 ex.パスコ、アジア航測、国際航業
・建設コンサルタント 、環境コンサルタント、地質調査会社 ex.、日本工営、パシフィックコンサルタンツ、応用地質株式会社
・旅行会社 ex.JTB、HIS
・地図会社、GIS関連のIT企業 ex.ゼンリン、昭文社、インクリメント・P、マピオン
・不動産会社、ゼネコン ex.鹿島建設、積水ハウス
・気象関連の会社 ex.日本気象協会、ウェザーニューズ
・マスコミ関係(TV・新聞・出版など)※地域密着の地方TV局・新聞社は地理学アピールできるかも
・商社 ※海外をフィールドにするので、地理学アピールできるかも
・小売り ex.スーパー ※商圏の研究した人は良いかも
・信用金庫 ※地域密着なので地理学アピールできるかも
地理学とは関係ない一般的な職業
・銀行・保険←これは普通の文系学生と変わらない
・普通のIT関連企業
・サービス業
・メーカー
など
このような感じになっています。
まとめ
地理学=公共性
こうやってみると、地理学は公共性の高い仕事と結びつきが強いことがわかります。
「地理」という公共物を研究対象にしているからでしょうね。
不特定多数の人に向けた商売・サービスの企業が多いです。
どこに就職するか、最後は自分判断
これから就活する、地理系学生のみなさん。
100%自分に合った素晴らしい会社・仕事はないです。どの会社・仕事にも魅力的なところやブラック的なところがあります。
それぞれの会社・仕事のメリット・デメリットをネットで調べたり、知り合いに聞いたりして、自分のやりたいこと、将来のビジョン、仕事において重視する点、妥協できる点、ゆずれない点など、自分なりに考えて就職することをおすすめします。
自分の軸を持つ
私のアドバイスとしては、しっかりと自分の軸みたいなのをもって就活した方がいいと思います。
また、上記の企業だけでなく、その企業・業界に関連した企業に就職するのもいいかもしれません。
そして、実際に上記の業界で働いている方、働いていた方は、業界や仕事の実情、地理系学生へのアドバイスをこの記事のコメント欄に書いていただけるとありがたいです。