秘境駅「尺別駅」に行く その① 〜尺別の廃墟、自然、観光名所〜

尺別駅までの道のり

駅周辺に人がいない、目立った施設もない、大自然ばかり。

そのような駅のことを「秘境駅」と言います。

私は今春、北海道の秘境駅「尺別駅」を訪れました。

尺別駅は北海道根室本線の駅で、帯広駅〜釧路駅区間のほぼ真ん中に位置します。

私は、前日帯広に泊まり、朝方帯広駅を出発しました。

出発してしばらくは、北海道ならではの広い牧草地帯が広がっていましたが、

だんだんと山が迫り、うっそうとした森林地帯へ突入。

ようやく森林地帯を抜けたと思ったら、太平洋の大海原が現れます。

そして、すぐ尺別駅に到着です。

ホームに降り立つと、下は砂利。

周りに広がる原野、丘、海、

まさしく大自然が広がっています。

駅の待合所は意外と綺麗でした。

駅のトイレは汲み取り式、そのまま下に落ちそう。

トイレの壁には落書きがありました。

時刻表を見ると、本数はとても少ないです。

この後、尺別駅周辺を散策しました。

廃墟がそのまま残る尺別駅周辺

駅の周りを散策します。

最初に目に飛び込んできたのは、廃墟と原っぱ、そして広い海。

これ以上ないというほど、寂しい風景。

駅周辺にもかかわらず、廃墟がたくさんあります。

もともと人がたくさん住んでいたのでしょうが、住人が去った後の家は、

潮風にさらされ、傾き、今にも朽ち果てようとしています。

でも、この青空によって、何か一種の芸術作品にも見えます。

一体、なぜこのような廃墟が生まれたのか、その理由は後ほど。

尺別の自然

何もない原っぱ、そこにある一本道を歩くと、海岸にぶつかります。

ずーっとつづく砂浜と、広い海。

人工物は、看板のみ。

日本にいるはずなのに、どこか遠い国に一人取り残された気分になりました。

たまたま砂浜にあった流木。

写真に収めると、アートな写真になりました。

実は、この海岸は、太平洋の外洋に位置しているため、

波がとても高くて、勢いがあり(湾内の海岸は波が穏やか)、

遠くに波があると思ったら、すぐ近くまで波が来ました。

近付こうと思ったら、危うく波に足元をすくわれそうになりました。
川の河口も、自然のまま、整備などされてません。

そのまま海へ、注いでいます。

新垣結衣主演映画『ハナミズキ』の「紗枝の家」

何もない尺別駅周辺には観光スポットがあります。

2010年に公開された映画「ハナミズキ」

↑ (yahoojapan映画より抜粋 https://movies.yahoo.co.jp/movie/ハナミズキ/335875/)

その映画の主人公の紗枝(新垣結衣)が住んでいる実家。

その撮影に使用された家がこの尺別駅周辺にあります。

通称「紗枝の家」

ちゃんと保存会があり、映画撮影当時のまま、保存されています。

↑ (googlemapストリートビューより引用)

しかも、この家だけでなく、尺別駅の駅舎の前でも撮影が行われたらしく、

まさに映画を見た人にとって、尺別は主人公紗枝の場所=聖地となっていて、

私は映画を見たことがなかったので、よくわからなかったのですが、

映画「ハナミズキ」を見て、尺別駅に来た人もかなりいるようです。

この駅前の道を、新垣結衣と生田斗真が歩いたそうです。

時代から取り残された尺別駅で、今をときめく俳優さんが撮影を行なった。

そのギャップが良いですね。

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