「地形は自然がつくったアート作品だ!」ということで、前回の青ヶ島(記事はこちら)に続いて、今回はこちらの島の地形をアート作品として鑑賞したいと思います。
「ファラリョン・デ・パハロス島」
聞いたことない人がほとんだと思います。くわしくはこちら(wikipedia「ファラリョン・デ・パハロス島」)を見てください。
北マリアナ諸島の最北端に位置する島で、そのすぐ北には南硫黄島があるわけです。つまり、小笠原・火山列島と同じ島弧にあるのがこの島であり、北マリアナ諸島というわけなんです。
遠いけど、意外と近く感じる…海外から来た外国人だと思ったら、意外と近くに住んでいた…そんな感じでしょうか。
では、さっそく。
【鑑賞ポイント(1) 真上から鑑賞】
いかにも火山が噴火してできたという感じ。火口からきれいに溶岩が広がっていったのがわかります。
【鑑賞ポイント(2) 火口をじっくり鑑賞】
どうですか、この火口。ゴツゴツして荒々しいですねぇ。
【鑑賞ポイント(3) くり抜かれてるところをじっくり鑑賞】
島の北東の地形は大きくえぐられています。なぜこのようになったのかわかりませんが、もうちょっとえぐられてもらったら、港ができるな…なんて想像するのもひとつの鑑賞方法。
それにしてもきれいな成層火山です。
【鑑賞ポイント(4) 地表の荒々しさをじっくり鑑賞】
西側の地表は赤くなっています。不気味です。なぜ赤くなっているのか。この赤さと茶色い地表が「不毛の島」をあらわしています。
この島、 北マリアナ諸島の最北端にあり、すぐとなりは日本。しかも緑もほとんどない。
なんだかさみしい、孤独な島…そんな感じがします。
ブログ内の画像は全てGoogle Mapより引用
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