大学の「地理学」とは
地理学ってなんですか?
って質問、されると困ります。
高校の地理は暗記に重点が置かれますよね?
人口が多い国はどこだとか、
どこの川が一番大きいとか、
天然資源の埋蔵量が…などなど
大学で学ぶ地理学はそういうものとは違って、
なぜ人口が多いのか、
なぜこのような景観・都市計画なのかとか、
地理的な「なぜ」を追求するものだと思います。
「地理学」とは「母」!
という、偉そうなこと書きましたが、
なんでも「地理学」という名前をつければ学問になる、
というくらい地理学の守備範囲は広すぎるので
(例:都市地理学、景観地理学、社会地理学、経済地理学、文化地理学、宗教地理学などなど)
一概に地理学とはこうだ!とは言い切れない気がします。
あえて言えば、地上で起きている現象すべてを研究対象とし、
すべての他の学問を包み込んでしまうくらいの大きな器をもった、
母親のような学問でしょうかね…
なんか、だれかが「すべての学問は哲学と地理学から生まれた」…って言ってたような…
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