怪しい地理学 ~怪しい国「ソ連」~

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怪しい国「ソ連」

かつて、アメリカと並ぶ超大国がありました…その名も「ソ連」。正式名称はソビエト社会主義共和国連邦です。アメリカと対立し、冷戦を引き起こしました。また、共産主義のため情報は統制され、国内の実情がわかりませんでした。そんな、謎で怪しい国、それが「ソ連」でした。

ソ連は1991年に崩壊し、今、地図を見てもソ連という国はありません。しかし、戦後、たしかに地図上に「ソ連」は存在したのです。

 

どんな地理かわからない「国名」と「国旗」

 

ソ連は怪しいのです。なぜ怪しいのか。だって、国名に国の地理的特徴が一切入ってないんです。「ソビエト」はロシア語で評議会という意味です。「評議会」はソ連特有のものではありませんよね。それを国名にしている。

 

また、国旗も赤地に星、そして「鎌とハンマー」。これらは革命、共産党、労働者と農民の団結を意味しています。

 

つまり、ソ連の国名と国旗からは、その国の地理的特徴を読み取ることは一切できないんですね。
そういった面で、ソ連は得体の知れない、怪しい国だったわけです。
この記事を書いた人
細田貴洋【地理・地図ライター】

地理や地図を使って、街や地域の「なぜ?」をわかりやすく解説する
地理・地図ライターの細田貴洋です。

小学生向け学習書の地理解説を担当したほか、ラジオ番組やYouTubeなどで地理ネタの解説を行っています。

専門的な内容を、できるだけ身近で面白く伝えることを大切にしています。

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