都道府県章とは、都道府県をあらわすマークです。国旗と同じようなものです。
でも、国旗と違い都道府県章はあまり知られてないかと思います。
まず、都道府県章自体を見る機会が少ないです。
そこで、今回は東京都をあらわすマーク、東京都章を紹介します。
みなさん、東京都章と言われて、あのイチョウのマークね!という人は多いと思いますが、実は違います。
東京都の都道府県章はこちらです。↓
画像引用:wikipedia「東京都旗」https://ja.wikipedia.org/wiki/東京都旗
どうでしょうか。
見たことないですか?
この東京都章は明治22年、東京都の前身である東京市のマークとして決定され、その後東京都の紋章として引き継がれたんだそうです。
この東京都章は、東京都の発展を願い、太陽を中心に六方向に光が放たれている様をあらわしてるんだとか。
また、「日」「本」「東」「京」「市」の漢字五文字を図案化したものだとも言われています。
私はこのマーク、よくマンホールのフタに描かれているのを見かけます。
それ以外では、ほとんど見かけません。やっぱりあの緑のイチョウマークですね、よく見るのは。
ちなみに、緑のイチョウマークは東京都の「シンボルマーク」で、「東京都章」ではありません。
さらに、あれはイチョウではなく東京の「T」をあらわしているそうです。知らなかった…
東京都のシンボルマークによって、すっかり消えてしまった東京都章。
なんか、ものすごく悲しいですね。スマートな都のシンボルマークも良いですが、明治生まれの重厚な東京都章も私は好きです。
というか、2020年東京オリンピックのエンブレムもこれでいいと思います…
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